プラントレコーダによるシステム解析
プラント設備では、プラント機器の状態、プロセスデータなどの多種多様な操業・制御データを扱います。
プラントレコーダは、HMI上の操業・制御データ(全プラント機器の状態、HMI表示・設定データ、故障履歴、操作履歴など)を常時ディジタル保存し、保存データを再生することで過去の操業・制御状態を再現するシステムです。
データ再生では、巻き戻し、早送り、一時停止、任意時刻からの再生といった自由自在な再生が可能です。これにより、過去の操業で見たい操業・制御データを素早く・見逃さずに確認することができ、下記のようなシステム解析に活用できます。
・故障や不具合要因の早期発見・解析
設備トラブルが発生した場合、完全再現した過去操業・制御状態を基に、思い込みや
記憶による不確かな情報に惑わされることなく、迅速に原因究明・故障解析することが
できます。
・操業の見える化による操業情報解析
プラントレコーダでは、巻き戻し・一時停止等により、任意の時刻の全画面の操業・制御
データを再現できるため、操業情報を様々な画面・視点から確認・解析することができ、
操業改善につなげることができます。
システム解析の他に、グッド操業の再現による若手教育サポートにも活用できます。
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