FSDrive-MV1000は、最新の直列多重高圧インバータです。 シンプルな主回路構成によって世界最小サイズを実現し、安定した継続運転、業界最高水準の省エネ効果など、多くの特長を持っています。また、2.4 kV~11 kVの入出力電圧範囲に対応した機種をラインアップし、世界主要規格にも対応しています。
大幅なダウンサイジング&引き出し式構造で、輸送 · 据え付け · 保守作業がラクラク。
薄形の3レベル単相出力パワーセルの開発と、シンプルな回路構成、コントロール部引き出し式構造、薄形冷却ファンにより、当社従来製品比、約60~30%減の大幅な小型化を実現。製品輸送時の標準コンテナへの搭載∗も可能です。 特に3 kV級 (800 kVA以下)は省設置面積を追求し、盤下部にトランス、盤上部にパワーセルとコントローラを配置する構成にしています。 ∗ 条件等がございますので別途お問い合わせください。
パワーセルの交換 · メンテナンスはセル1個単位で可能です。交換時間の短縮、メンテナンス作業の利便性を追求したワンタッチ着脱構造としています。
低圧·高圧インバータの性能·機能·信頼性をさらに向上し、安定した継続運転を実現。
PGなしベクトル制御の採用により、速度検出器なしでも低速からスムーズに加速します。さらに、負荷の変動に左右されない安定した運転が可能です。また、誘導モータはもちろん、同期モータも高性能ベクトル制御で駆動します。 ・ 始動特性 ・ マルチモータ運転機能 1台のインバータで複数台の誘導モータの並列運転が可能になり、設備規模を縮小できます。 (注) マルチモータ運転対応は、モータ個別に保護装置が必要です。
数サイクル∗1以下の瞬時停電であれば、インバータの運転を継続します。また、復電と同時に指令速度まで再加速し、スムーズな起動を行います。 ∗1 保持時間は負荷の形態や運転状態により異なります。
FSDrive-MV1000は、当社独自のスマートハーモニクス技術により、入力高調波を大幅に削減。入力波形が正弦波となり、経済産業省およびIEEE519-1992の定めた高調波抑制ガイドラインをインバータ単体でクリア。高調波フィルタ、アクティブフィルタなどは不要です。 (世界的認証機関立合いによる試験を実施しています。) ・ 入力電流の高調波測定値 (3.3 kV、630 kW、60 Hz、全負荷契約電力630 kWの場合) ・既設モータにもラクラク対応 直列多重PWM方式により、正弦波電圧を出力します。このため、 - モータに有害な共振サージ電圧を発生させない - 負荷に優しい低トルクリプル - 商用運転並みの騒音 を実現し、フィルタなどを設置せずに既設のモータ、配線ケーブルをそのまま使用することができます。 ・ 入力波形 ・ 出力波形
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