システムインバータ FSDrive-LV1Hシリーズ

システムインバータ FSDrive-LV1Hシリーズ

特長

使いやすさと柔軟性を兼ね備えたシステムインバータ

  1. PLC機能を搭載
  2. アドバンスト制御機能を搭載
  3. 各種制御モードに対応
  4. 各種ネットワークに対応
  5. 当社従来比1.5倍の収納率を実現
  6. 設置スペースを35%低減 (当社従来比)
  7. ユニット配置が自在
  8. インバータ本体と周辺機器の一体構造
  9. インバータサポートツールの活用で、RAS機能を強化

仕様

保護等級IP40 (LV1HM / LV1HF), IP51 (LV1HS)
電源電圧/入力電圧 & 出力範囲三相 200V:0.4~22kW
三相 400V:0.4~1000kW
三相 690V:350~1750kW
電源回生機能有り
制御方式V/f、ベクトル
速度制御範囲V/f 1:20 ~ 1:40
ベクトル(PGなし) 1:200
ベクトル(PG付き) 1:1500
速度制御精度ベクトル(PGなし) ±0.2%
ベクトル(PG付き) ±0.01%
最大出力周波数400Hz
セーフティ機能無し
通信プロファイルPROFIBUS-DP、CP-215、CP-213
省エネ機能無し
ツールCP-717

産業用可変速装置に要求される高度な性能 · 機能を搭載

 PLC機能を搭載

当社開発ドライブ専用ASICを搭載したインバータ部と、32ビットRISCプロセッサを採用したコントローラ部によって、 データ処理能力が大きく向上しました。

 アドバンスト制御機能を搭載

制振制御 (トルクオブザーバ)、外部磁束指令などのアドバンスト制御を標準搭載しています。フレキシブルで高性能なドライブシステムの構築が容易です。

 各種制御モードに対応

V/f 制御、PG付きV/f 制御、PGなしベクトル制御、PG付きベクトル制御、PM∗1 用PGなしベクトル制御、PM用PG付きベクトル制御に対応しています。
∗1 : 永久磁石内蔵の同期モータ

 各種ネットワークに対応

各ユニット間は、当社製高速通信 (CP-215)で接続されます。上位PLCとはアダプタを用いることで、PROFIBUS-DP∗2、当社フィールドネットワークCP-213へ接続可能なため、既設システムの置き換えも容易です。
∗2 : PROFIBUS-DPは、PROFIBUS協会の登録商標です。

 EMS∗3機能を搭載

EMS機能を搭載しており、特別な装置を使用することなく、EMS電源として使用することができます。
∗3 : 電磁攪拌装置

スペース効率を大幅に向上

 当社従来比1.5倍の収納率を実現

FSDrive-LV1HMは、 引き出しユニットを多段積みできるタイプです。その引き出しユニットは、世界最小クラスのインバータモジュールを採用して収納率を向上しました。コントローラ基板、 出力コンタクタなども効率よく収納しています。

 設置スペースを35%低減 (当社従来比)

引き出しユニットは、 完全前面アクセス構造のため、パネル背面の作業スペースが不要になりました。

 ユニット配置が自在

同一盤内に異なる容量のユニットを搭載可能。 システムに最適なユニット配置ができます。

メンテナンスを容易にするユニット構造

 インバータ本体と周辺機器の一体構造

ユニット単位での交換により、 故障復旧時間を大幅に短縮できます。

● ユニットの前面に、 ディジタルオペレータが標準装備されており、 故障状態が表示されるため、故障個所が発見しやすくなっています。
● 入出力主回路を端子レスコネクタにしているため、配線作業が不要です。
● 脱着可能な端子台の採用により、外部I/O線を外す事なくユニット交換が可能です。
● コントローラのプログラムや設定データは、 パソコン (EWS)からダウンロードできます。
伝送アドレス設定はスイッチで設定可能です。
● 万一の故障時でも、簡単に取り換え可能です。 (故障復旧時間 : 30分以内)

質の高い予防保全の提供

 インバータサポートツールの活用で、RAS機能を強化

上位PLCにパソコンを接続し、CP-717インバータツールを使用することで、CP-215に接続されたすべてのインバータの定数設定 · モニタ · 故障表示など一括監視することが可能です。

● 運転状態監視や定数設定機能
● 自己診断機能の充実や寿命予測機能の充実
● 故障解析のためのトレースバックや故障履歴表示
● モニタ機能の充実
● 調整支援のためのオートチューニング
 (速度制御などの制御定数の設定·ガイダンス)

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